市では、持続可能な社会を築くために問題となる地球温暖化に関心を持ってもらうため、小学生に対して環境出前講座を実施しております。今年度は、新たに2つの小学校(浜岡東小学校、白羽小学校)を加え、市内のすべての小学校で開催する予定となっており、すでに第1回目を6月5日(水)に御前崎小学校で、第2回目を6月7日(金)に第一小学校で開催しました。
出前講座では、エネルギー分野から海洋ごみの問題など複数の分野における環境問題についてワークショップを行いました。
1回目の御前崎小学校では、児童がアカウミガメを育てて放流する活動もしているため、近年の海洋ごみの被害についての関心が深く、アカウミガメの産卵地である御前崎市の砂浜を守りたい思いもあり、熱心に受講しておりました。
2回目の第一小学校でも、児童たちが熱心に講義に耳を傾け、気になったことを積極的に質問していました。ワークショップ中も一人一人が積極的に作業に参加し、電化製品の消費量を一生懸命調べていました。
どちらの小学校でも、ワークショップの最後に、具体的な「省エネ」への取り組みを紹介し、家でも省エネに取り組んでもらうことをお願いしました。両小学校とも皆さんが快諾してくれた様子であり、これから家族で協力して省エネに取り組んでくれるだろうと期待が持てました。
今後講座を実施する小学校においても、省エネや環境保護に興味を持ってもらえるように頑張りたいと思います。
省エネは一人一人が意識して取り組むことが大切です。小さな取り組みをつなげていくことで、大きな成果を生み出します。
ぜひ、コラムをご覧になった皆さんも「省エネ」について、家族や友人の間で話し合ってみてください。