知っトク!
新エネStation
エネルギーのこれからを
皆さんといっしょに考えるため、
御前崎市が取り組むエネルギーにまつわるさまざまな情報やイベントの実施レポートなどをお届けします。
エネルギーに関する市の取り組みやイベントの様子など、
エネルギーのまち御前崎の「いま」を紹介するよ!
2023.10.05
2023.10.05
10月5日、御前崎市研修センターにて、第2回省エネセミナー・省エネ補助金説明会が開催されました。
御前崎市内の事業者を対象に行われたこの説明会には、9つの企業・団体が参加されました。前半は、「事業者が省エネに取組む意義とは」と題し、掛川市の一般社団法人中東遠タスクフォースセンターの顧問で工学博士の星之内進氏によるセミナーが行われました。
「省エネお助け隊」の令和4年度活動報告の実績と効果について、省エネ診断と支援の仕組みと事例紹介、成功事例と補助金申請の準備、そして省エネの意義についても説明しました。また、星之内氏より「昨今のエネルギーコストの高騰は事業所の経営にも大きな影響を与えている。省エネは、そのコストを削減することであり企業価値を高めることができることも大いに意義がある。また、国・静岡県・御前崎市でいろいろな補助金制度があるので、省エネ制度を活用し企業価値の向上に活用して欲しい。」とのお話がありました。
後半は、御前崎市エネルギー政策課から御前崎市の補助事業とその現状についての説明をしました。
セミナーを終えて、星之内氏より「御前崎市は静岡県内で一番参加者が多く、関心が圧倒的に高い地域。それは日頃からエネルギーについての意識が高いからだと感じています。他の市町では省エネは脱炭素や環境と結びつけて考えることが多いですが、御前崎市は省エネをエネルギーの問題として考えられている人が多くとても良い点だと思っています。実際に御前崎市の場合は自動車関連の部品製造の会社などが多く、サプライチェーンの中で競走力をどこで稼ぐかという点でもエネルギーコストの削減は重要です。」と話していただきました。
2023.09.21
2023.09.21
御前崎市では、市内の小学4年生から中学3年生までの6年間を通して、御前崎市民だからこそ学べるエネルギー教育に取り組んでいます。未来を担う小・中学生がエネルギーに関する正しい知識を習得し、これからの御前崎市、さらには日本のエネルギーについて自ら考える力を身に付けることを目指しています。 市内には、浜岡原子力発電所だけでなく、太陽光・風力発電施設など多様な発電施設も立地しており、この環境を生かしたエネルギー教育によって、児童・生徒に「市民としての誇り」や「地域を思う心」を持ってもらいたいという思いで取り組みを進めています。
今回は、令和5年9月21日に実施された浜岡東小学校でのエネルギー教育出前授業についてご紹介します。
この日、6年生57人は、中部電力の社員から市内にある原子力や風力、太陽光などの発電施設のしくみの長所、短所について、実験や講話を通じて学び、地元のエネルギーへの関わりについて理解を深めました。
児童は、10月に浜岡原子力発電所を訪ね、実際の発電所の様子や防波壁など安全対策の現場も見学しました。
2023.07.18
2023.07.18
市では、持続可能な社会を築くために問題となる地球温暖化に関心を持ってもらうため、令和5年5月から7月にかけて、御前崎小学校、第一小学校、浜岡北小学校で環境教育出前講座を開催しました。児童は、エネルギー分野や生物多様性の観点で環境問題について学ぶ中で、砂丘の減少と海洋ゴミの問題について、特に興味を持って聞いていました。
アカウミガメの産卵地である御前崎市の砂浜を守りたいと意欲的な姿が見られました。
エネルギー分野では省エネに関するワークショップの中で、掃除機やドライヤーなどの電力消費量が「強運転」と「弱運転」では、どのくらい違うのか「ワットチェッカー」を用いて測定し、児童たちが強弱での電力消費量の違いを体験したことで、節電を心がけるきっかけになったと思います。
令和5年7月18日に開催した浜岡北小学校4年1組の児童2人に講座の感想を聞いたところ、講座の際に調べた5種類の電化製品(扇風機、ドライヤー、掃除機、テレビ、パソコン)の中で、こんなに電気を使っているんだ!と思ったものは、ドライヤーと掃除機だったようです。
そして、ワークショップの最後に、地球温暖化を防止するため、北小の皆さんに「省エネ」への取り組みをお願いしたところ、これから「電気のつけっぱなしをやめる」「エアコンを長く使ったり、温度を低くしすぎたりしない」と答えてくれました。また、講座で学んだことを家族や他の学年の友達にも伝えてくれると言ってくれました。北小の皆さんありがとうございました。
省エネは皆さん一人ひとりが意識して取り組むことが大切です。小さな取り組みが、大きな成果を生み出します。
ぜひ、皆さんも「省エネ」について、家族で話し合ってみてください。