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エネルギーのこれからを
皆さんといっしょに考えるため、
御前崎市が取り組むエネルギーにまつわるさまざまな情報やイベントの実施レポートなどをお届けします。

エネくん

エネルギーに関する市の取り組みやイベントの様子など、
エネルギーのまち御前崎の「いま」を紹介するよ!

2025.04.18

2025.04.18

新エネ機器導入者インタビュー【後編】

―太陽光と蓄電池の導入に加えて、日頃から省エネに対する意識も高いと感じます。他にも意識されていることはありますか?

はい、IOTデバイス(インターネットに接続された機器)も取り入れていて、たとえば「アレクサ」などの音声アシスタントを使って、家族が声で電気を消したりしています。声で操作できるおかげで、人間も省エネになっていますし、こまめに電気を消すようになって、節電につながっていると感じています。

―IOTデバイスの活用が、省エネ意識の向上にもつながるとは驚きです。

そうなんですよね。たとえば電気がついていても、ちょっと離れた場所にいると「まあいいか」と思ってしまうことってあるじゃないですか。でも、声でパッと操作するとすぐ電気が消えるんで、そうした積み重ねが省エネにつながっているのかなと思います。

―市の補助金については、どのようにして知りましたか?

補助金のことは、ハウスメーカーさんと蓄電池のメーカーさんに全部お任せしてちゃったので、正直、自分で調べたというよりは「紹介してもらった」「気づいたら進んでいた」という感じです。業者さんが手続きも含めて対応してくれました。

―実際に補助金を利用して、良かったと感じた点や、改善してほしい点はありましたか?

良かった点は、太陽光や蓄電池の導入にはやっぱりかなりの費用がかかるので、補助金があることでそのハードルが少しでも下がるのかなと感じました。改善してほしい点は、申請時に不備があると手続きが面倒になることもあるんでしょうけど、僕はすべて業者を通して行っていたので、個人としては特に不便さを感じることはなかったです。

【まとめ】

今回お話を伺ったM様は、太陽光発電と蓄電池をうまく活用しながら、電気代の高騰や予期せぬ停電への備えとして、導入して良かったと実感されている様子が印象的でした。
またIOTデバイスの活用によって、家族みんなで自然と節電を意識できる環境を整えているのも素敵な工夫でした。
市の補助金制度についても、専門業者を通すことでスムーズに活用でき、導入のハードルがぐっと下がったとのことです。
太陽光や蓄電池の導入は大きな決断ですが、将来の安心や節電のために、前向きに考えてみるきっかけになれば幸いです。

2025.04.18

2025.04.18

新エネ機器導入者インタビュー【前編】

令和7年度も新エネ・省エネ機器導入をはじめ、各種補助金の受付を開始しました。今回は、市の補助金を活用して新エネ・省エネ機器を導入されたM様に、お話を伺いました。

―導入されている機器と、その規模を教えてください。

はい、太陽光発電が9.3kWと、蓄電池が13kWのものを導入しています。

―かなり大きな太陽光を設置されていますね!導入時期はいつ頃ですか?

太陽光はこの家ができた時なので2011年位で、蓄電池が2021年です。

―別々のタイミングで導入されたんですね。導入を決めたきっかけや理由を教えていただけますか?

太陽光に関しては、ハウスメーカーから勧められて。当時、太陽光の売電価格が高かったんで、パネル代は十分回収できますよってことでお勧めされて導入を決めました。
蓄電池は、太陽光をつけてから10年たって売電価格が下がる関係で、そのまま安い金額で買い取ってもらうか、他に何か有効活用できないかなって考えたときに、一回御前崎でも大きな停電があって(2018年 台風24号による停電)、停電の時にうちはオール電化なので何もできなくなっちゃうんですよ。そういった時に備えて、蓄電池っていう選択もありかなと思って、せっかく太陽光パネルも大きいのが乗っているので、その電気を有効活用しようかなと蓄電池を導入しました。

―電気代の削減など、導入して感じられた効果はありますか?

もともと太陽光の売電価格が高かった頃に導入したこともあって、正直なところ、今は費用面での大きなメリットはあまり感じられないですね。ただ、日中太陽光で発電した電気を蓄電池に貯めて、それを家の電力として使っているので、電気を買う費用は確実に抑えられているかなと思います。最近電気代が高いって話もよく聞きますが、導入しておいて良かったな、太陽光や蓄電池がなければもっと高額な電気代になっていたな、と思います。

―これから導入を検討される方に向けて、アドバイスがあればお願いします。

蓄電池について、正直なところ費用対効果はそんなにない。導入費用もかなりかかりますし、メリットはそれほど大きくないと思います。
ただ、「災害時の備え」っていう切り口ですと、導入する価値は十分にあるのではないかと思います。実際、うちでもまだ非常時に使ったことはないですけど、今後来るであろう災害に備えてということでしたらいいんじゃないかなと思います。

―設置費用が高額なので、導入をためらう方も多いですよね。

本当にそうだと思います。それで儲かるって考えちゃうと全然割りに合わないので、どちらかというと、「災害時の保険」みたいなものですかね。

2024.03.05

2024.03.05

電力スマート利用とは? ~御前崎市の事例を見てみよう~(令和6年2月末時点)

御前崎市では、市内公共施設の消費電力における再生可能エネルギー利用率の向上と二酸化炭素排出量の削減を目指し、電力のスマート利用を推進しております。
電力スマート利用の一歩目として、令和5年度から令和7年度までの3年間で、御前崎市役所の本庁舎周辺にある5つの公共施設(市役所本庁舎、市役所西館、御前崎市研修センター、御前崎市民会館、御前崎市立図書館)において、マイクログリッド化(※)及び電力一括受電設備の構築を行っております。
詳しくは、説明動画をご覧ください。(令和6年2月末時点での情報となります。最新の情報は御前崎市エネルギー政策課まで)

※マイクログリッド化とは:複数のエネルギーの供給源とエネルギー需要施設を一定の範囲でまとめることを言い、発電エネルギーを有効活用し、地産地消の向上を目指す仕組みのことです。

御前崎市の取り組み(再生可能エネルギーの導入推進&電力スマート利用化システム構築事業)についてのクイズを「知る・学ぶエネ講座」に掲載しています。チャレンジしてみましょう。
「知る・学ぶエネ講座」へはこちらから

2024.03.05

2024.03.05

御前崎市の取り組み ~再生可能エネルギー導入推進~

御前崎市は、静岡県の南端、静岡市と浜松市のほぼ中間に位置し、北部は牧之原台地から続く丘陵地帯、南部は御前埼灯台の建つ岬や遠州灘海岸の砂丘地帯等、豊かな自然に恵まれています。

このような地勢において、日照時間が2,383時間/年と全国でもトップクラスを誇り、太陽光発電に適した地域と言われます。

このような特性を活かし、市では、これまで市役所本庁舎、病院、図書館、公民館、学校など、令和4年度までに市内14の公共施設に太陽光発電を設置してきました。この取り組みにより、二酸化炭素(CO2)を年間約220t削減する効果をもたらしています。
太陽光発電設備が設置されている公共施設は下記の表をご覧ください。

公共施設への太陽光発電の設置状況と効果

「御前崎市のエネルギー」についての詳細はこちら

市立図書館アスパルには、再生可能エネルギー導入の取り組みの一環として、太陽光発電と蓄電池が設置されています。また、ロビーには、発電量を表示するパネルが設置され、現在の発電量が分かるように表示されています。ぜひお越しください。詳細はこちら

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