知る・学ぶエネ講座
限りある地球のエネルギーについて
楽しく学んで詳しくなろう。
エネルギーの基本から豆知識、
省エネのヒントまで盛りだくさん!
クイズもあるので、ぜひ挑戦してください。
エネルギーに関する豆知識や季節に合わせた省エネ情報などをお届けします。
クイズに全問正解してエネルギー博士を目指しましょう!
2024.09.27
2024.09.27
電気はどのように作られているの? <6>バイオマス発電
「バイオマス」という言葉は、あまり聞いたことがないかもしれません。
バイオマスとは、動物や植物をもとにした化石燃料以外の資源のことです。
木くずや廃油、燃えるゴミなどを燃やして発生した熱でタービンを回し、発電機を動かします。
バイオマス発電は、廃棄物や不要物など本来捨てられていたものを有効活用できますが、燃料として使えるようにするための運搬・加工や管理のために多くのコストがかかります。
しかし、気候に影響を受けることなく安定して発電することができます。
現在、御前崎港にバイオマス発電工場を建設中です。
環境にやさしい発電方法の一つとして、これからも発展が期待されています。
2024.08.30
2024.08.30
電気はどのように作られているの? <5>風力発電
風力発電は、風の力を利用して電気をつくります。
風の力で大きな風車を回し、風車から発電機に力が伝わることで発電します。
風力発電は、自然のエネルギーである風を使うため、燃料の心配をする必要がありません。
また、二酸化炭素を出さないので環境にやさしい発電方法といえます。
一方デメリットは、発電量が不安定なことです。
風が吹かないと発電ができないので、他の発電方法と組み合わせることが必要です。
いま、御前崎市には15基の風力発電機があります。
御前崎に吹く強い風が、風力発電に役立っています。
2024.07.26
2024.07.26
電気はどのように作られているの? <4>太陽光発電
太陽光発電は、太陽の光をパネルに当てることで電気を発生させます。
パネルは「太陽電池」という太陽の光で電気を作る電池がたくさん集まってできています。
太陽光発電の良いところは、他の再生可能エネルギーと同じように、二酸化炭素を出さないことと、自然の力を利用するため燃料の心配をする必要がありません。
しかし雨やくもりの日は発電量が少なくなってしまうので、天気によって発電量が安定しないのが難点です。
御前崎市は日照時間が長いので、太陽光発電に適しています。
自分の家など設備を設置することで、自分たちが使う電気を自分たちで作ることもできます。
太陽光発電は、私たちにとって一番身近な発電方法といえるでしょう。
2024.06.28
2024.06.28
電気はどのように作られているの? <3>地熱発電
地熱発電は、これまで紹介した発電方法に比べると、聞いたことが少ないかもしれません。
地熱発電は、地中の深いところにあるマグマの熱で温められた蒸気によってタービンを回して発電する方法です。
仕組みは火力発電と似ていて、「化石燃料を燃やすかわりにマグマを使う」と考えるとわかりやすいです。
地熱発電は二酸化炭素が発生しません。
また、天候などにも左右されないため、安定して電気を作ることができます。
しかし、高温のマグマがある場所は温泉などの観光地があることが多く、地熱発電所を作るときには周りの景色や環境に特に気を配る必要があります。
2024.03.05
2024.03.05
\何問正解できるかな?/
エネルギーQuiz
このクイズに関するコラムは、知っトク!新エネStationのページに掲載しています。こちらからご覧ください。
Q1.
御前崎市では、市役所周辺5施設において、再生可能エネルギーを最大限に活用するため、令和5年度から電力スマート利用化システム構築事業に取り組んでいます。この5施設とは市役所本庁舎、市役所西館、研修センター、市民会館の他どの施設でしょうか?
– A. 消防署– B. 図書館
– C. 給食センター
Q2.
電力スマート利用化システム構築事業では、対象施設を自営線でつなぎ、発電電力を相互融通させる設備を設置する事業です。この事業で活用する発電方法はなんでしょうか?
– A. 地熱発電– B. 風力発電
– C. 太陽光発電
Q3.
御前崎市で電力スマート利用システム構築事業を推進する理由は何でしょうか?
– A. 二酸化炭素排出量の削減のため– B. 施設への供給電力の容量を増やすため
– C. 再生可能エネルギー利用率向上のため
※Q3は答えが2つあります。
解説
電力スマート利用化システム構築事業の対象となる市役所周辺5施設とは、市役所本庁舎、市役所西館、研修センター、市民会館、図書館です。
解説
対象となる市役所周辺5施設の屋上へ可能な限り設置した太陽光発電設備を活用することにより、太陽光で発電した電力を無駄なく利用することができ、CO₂排出削減、電気料金の削減に向け、より高い効果が期待されています。
詳しくはこちら:御前崎市のエネルギー>御前崎市が進める「電力スマート利用システム」
解説
電力スマート利用の一環として御前崎市では、市役所本庁舎の周辺5施設へ太陽光発電設備を設置し、一括受電化する事業を行っています。
これは、マイクログリッド化といわれるもので、各施設の電力を一つにまとめることで、再生可能エネルギー(太陽光発電)由来の発電電力を融通しあえるようになり、発電電力の有効活用を行うことができます。
これに伴って、まず、発電電力分は二酸化炭素排出量の削減効果を見込むことができます。
また、発電電力を融通できるようになることで、5施設全体での再生可能エネルギーの利用率向上につながります。